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先週の半ばには、映画の冒頭の約5分間のアクション・シーンを丸ごとリリース!!までした「ゴースト・イン・ザ・シェル」が、さらに新しい予告編を追加で披露してくれました…!!





今週末の3月31日に全米公開なのに、まだ予告編をリリースするの…?!ともなれば、よっぽどチケットが売れてないんだな…と、察しのよい映画ファンは理解してしまうことになるハリウッド版「攻殻機動隊」の最後のお願い?!のダメ押しの予告編です…!!




主人公の " 草薙素子 " の役に、まったく素子には見えないスカーレット・ジョハンソンを起用したキャスティングがハリウッドの悪癖の " 漂白 " として嫌われてしまった「ゴースト・イン・ザ・シェル」は、ついにそのレッテルを払拭することができないままに封切りを迎えようとしているわけですが…、


しかし、オタク大国の日本が発明した " 怪獣 " に対するオマージュだけに、ギレルモ・デル・トロ監督が日本人の菊地凛子ちゃんを主演に起用した「パシフィック・リム」(2013年)が興業的に振るわず、ついには続編の製作が見送られたばかりか、同監督は実際のところ更迭の落ち目となり、キャストも総入れ替えの「パシフィック・リム : アップライジング」(2018年2月23日全米公開)に生まれ変わるハメになった経緯を踏まえると、全米のオタク・ファンが強く望んでいた日本人キャストによるハリウッド版「攻殻機動隊」を作るのは、やはりリスキーで難しい…と判断されて仕方がないようにも思われます…。


なので、製作・配給のパラマウント映画を一概に責めるわけにもいきませんし、同社としては特に " 漂白 " を問題視などしておらず、また、オタクでもない世間一般の「攻殻機動隊」を知らない人たちの動員を目指し、単にアクション映画として楽しんでもらうために、最後の最後までプロモーションの努力を続けているのでは…?!と深読みができそうですが、それでも今週末の封切りで、「ゴースト・イン・ザ・シェル」が本当にコケてしまったとしたならば、今後のキャスティングのモノサシは大きく変わることになるのかもしれません…?!


さて、ハリウッド版「攻殻機動隊」の「ゴースト・イン・ザ・シェル」は、第2の「ドラゴンボール・エボリューション」(2009年)になってしまうのか…?!、CIAリーダーのみなさんは、「ゴースト・イン・ザ・シェル」の恐らく本当に最後の予告編をご覧になられて、どのように思われたでしょう…?!


それにしても、オタク大国の日本に対する尊敬を示せ!!という世界のオタク・ファンのリアクションは、当の日本のオタク・ファンの方からすれば、ありがたいやら困るやら、ちょっと微妙なところですね…。

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