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「チャッピー」(2015年)の撮影で意気投合したニール・ブロムカンプ監督とシガーニー・ウィーバーのコンビが、「エイリアン」シリーズの元祖ヒロイン、リプリーの役割に正当な決着をつけようと企画した「正・エイリアン 3」は、もう実現しないのかもしれません…?!



「エイリアン」シリーズを製作・配給する20世紀FOXが今月3月はじめに緊急リリースしてくれた新しい予告編に、トンデモない大きな反響があった最新作「コブナント」について、これまで「プロメテウス」(2012年)の続篇の第2弾として紹介をしてきましたが、どうやら、それは間違いであって、実は「プロメテウス」3部作のトリロジーの完結編だったらしいことを、リドリー・スコット監督が明らかにしてくれました…!!

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オンラインで映画の鑑賞券を販売している Fandango の取材に応じて、映画ジャーナリストのエリック・デイヴィスと対話したリドリー・スコット監督が、前作「プロメテウス」と最新作「コブナント」は、どう違うのか?!と尋ねられた質問の答えによれば…、
“ 誰が何のために?!という疑問に対する答えの始まりなんだ。おびただしく血が流れることになるし、より利口でもある。 ”

…とのことで、世間一般に “ エイリアン ” と呼ばれるクリーチャーのゼノモーフはどこから来たのか?!という起源の疑問に大胆に斬り込んでいくのが「コブナント」の見どころのようですが、それに加えて…、
“ ぼくたちはとても興味深い問題提起をすることにしたんだ。それは何をもって人として見なすのかという人間の条件に対する人工知能のAIの可能性についてなんだけれど、人種隔離政策のアパルトヘイトの領域に踏み込むことになる。 ”
…だそうで、人種隔離政策のアパルトヘイトとか何だか難しい社会派の重いテーマを、「エイリアン」に持ちこんでしまったのか…?!と早合点をしてしまいそうですが、しかし、リドリー・スコット監督は…、

“ 言うなれば、「ブレードランナー」で、ルトガー・ハウアーが演じたレプリカントのロイ・バッティが、人間よりも階級がひとつ下の者として扱われたのに似ている。デヴィッドもまた然りなんだ。彼は誰よりも卓越して優秀にもかかわらず、ハナから目下の立場の者として造られた。 ”




…と語り、「プロメテウス」から引き続き、「コブナント」にも登場し、重要な役割を果たすことになるらしいミヒャエル・ファスベンダーのアンドロイド、デヴィッドに、レプリカントのロイ・バッティが抱えたジレンマを投影して、人工知能というタイムリーな要素をからめることで、自身のSF映画のもうひとつの金字塔「ブレードランナー」(1982年)のテーマを引き継いで、より深く掘り下げたらしいことを語ってくれました…!!


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となれば、今秋10月6日から世界同時公開の続篇「ブレードランナー 2049」を手がけたデニス・ヴィルヌーヴ監督と、リドリー・スコット監督とでは、どのようにレプリカントへの見方が異なるのか?!、「コブナント」がリドリー・スコット監督にとっての「ブレードランナー 2」的な意味合いを持っているのなら、「2049」よりも前に観ておくしかありませんが、それにしても、ミヒャエル・ファスベンダーのアンドロイド、デヴィッドのことばかりだけに、「プロメテウス」の結末で、そのデヴィッドの頭を持って、一緒に旅立ったノオミ・ラパスのエリザベス・ショウはどうなったのか…?!、人類を誕生させたらしい “ 神 ” のような存在のエイリアンの “ エンジニア ” の謎を追ったはずのエリザベス・ショウについては…、

“ 彼女はある意味で登場する。でも、もろに出てくるわけではないんだ。あくまでも、ある意味においてなんだ。デヴィッドが仕出かすことには、彼女の存在が欠かせないんだよ。 ”
…だそうで、ノオミ・ラパスがどういう形で登場し、「コブナント」の展開で欠かせない存在になっているのか?!のミステリーは、観てのお楽しみ!!といった次第のようですが、リドリー・スコット監督は…、
“ 「プロメテウス」、「アウェイクニング」、「コブナント」という構成なんだ。それによって、植民船が旅立った経緯の一部始終がまとめられることになる。 ”
…と、「プロメテウス」トリロジーの全体像を明らかにして、前述のように第2弾だと思われていた「コブナント」は本当は完結編であり、「コブナント」に続く第3作めとして、すでに「エイリアン : アウェイクニング」と題した最終作の位置づけが、実は「プロメテウス」と「コブナント」の間をつないで、物語を橋渡しする第2弾だった…!!という、意外にも順序を入れ替えて、製作したらしい構成を明らかにしてくれました…!!、しかしながら、インタビューを一緒に受けていた「コブナント」の主演女優のキャサリン・ウォーターストンが、監督はしゃべり過ぎ!!と思ったらしく、放っておくと何から何まで全部を話してしまって、ネタバレになりそうなので、リドリー・スコット監督の口をふさいでしまったそうですが…、
“ もしも、「コブナント」が成功したら、さらに次の映画にとりかかる。そして、そこから、次の3本の映画がもう、まったく控えているんだ…!! ”
ファンが望む限りは「エイリアン」シリーズを作り続けたいと願っているリドリー・スコット監督は、キャサリン・ウォーターストンの制止を振り切って、さらに新たな新トリロジーの構想まで持っていることを明らかにしてくれました…!!


よって、一昨年の2015年秋に製作拠点を置いたオーストラリアで行われた記者会見で、「プロメテウス」を発端とするシリーズは計4本の映画で構成されるクワドロジーのように語っていたリドリー・スコット監督は、やはり、「プロメテウス」→「アウェイクニング」→「コブナント」の3本をひと区切りのトリロジーとして、そこから次の新トリロジーをスタートする構想に変化したようですから、つまり、計6本のふたつのトリロジーを作り上げてしまうつもりのようです…!!

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そのようにリドリー・スコット監督79歳が、これから「プロメテウス」のトリロジーを仕上げて、さらに新しい「エイリアン」トリロジーまでを自分で作るとなると、すべて完成する頃には、90歳近くになっていそうですが、御大がまったく元気だけに、ニール・ブロムカンプ監督がメガホンをとる出番は当分まわってきそうにないのかも…?!


さて、CIAリーダーのみなさんは、「プロメテウス」トリロジーの次回作のタイトルが現時点では「エイリアン : アウェイクニング」であること、そして、また新トリロジーが始まることについて、どのような期待の感想をお持ちになられたでしょう…?!

「エイリアン」シリーズ最新作「コブナント」は、この夏の話題作として、5月19日から全米を襲撃して、おびただしく流血の予定です…!!






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