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トニー・スタークが、ワーナー・ブラザースの傘下で立ち上げた自分の製作プロダクション、チーム・ダウニーの代表をつとめる妻の映画プロデューサー、スーザン・ダウニーによれば…、
“ 故スティーブ・マックイーンの原案を出発点とする、ワイルドで、スケールの大きなアクション映画よ。例えれば、「インセプション」のような作品かしら。 ”
…だそうで、そのスティーブ・マックイーンと「インセプション」(2010年)とが結びつくことの意味が、よくわかりませんが、クリス・ノーラン監督のように、ともすれば難解になってしまいかねない、何か驚きの仕組みを、脚本に盛り込もうと考えているのでしょうか…?!



前述のチーム・ダウニーの第1回作品として、全米で先月10月10日に封切った「ザ・ジャッジ」が不発だったロバート・ダウニー・Jr. が次に取り組むプロジェクトとして、企画開発を行ってきた「ユカタン」のシナリオを執筆するライターに、「パイレーツ・オブ・ザ・カリビアン」シリーズや、「ザ・ローン・レンジャー」(2013年)といったジョニー・デップ主演作のほか、「デジャヴ」(2006年)、「ザ・マスク・オブ・ゾロ」(1998年)などを執筆したテリー・ロッシオを起用したことを、業界メディア Deadline のマイク・フレミングが伝えてくれました…!!

「ザ・ジャッジ」の公開にあたって、Collider のインタビューに応じ、プロデューサーのスーザン・ダウニーが冒頭のように語っていたように、R.D.J.がセルフ・プロデュースの主演作「ユカタン」は、「荒野の七人」(1960年)や、「大脱走」(1963年)、「ゲッタウェイ」(1972年)、また、「パピヨン」(1973年)などの傑作を映画史に遺した名優スティーブ・マックイーンが、自らの主演作とするべく、60年代後半に自分で執筆したストーリーを映画化するトレジャー・ハントのアドベンチャー映画だそうで、伝説のアクション・スターの遺稿は、実に1,700ページにも及ぶ膨大な量だそうです!!


その故スティーブ・マックイーンの考えた「ユカタン」の原案の内容は、サルベージのエキスパートにして、はぐれ者の主人公が、ユカタン半島を舞台に、マヤの財宝を探すことになる…!!と、ザックリとした紹介しかされていないので、具体的な展開はわかりませんが、ロバート・ダウニー・Jr. は…、
“ もし、マックイーン自身が現在、映画化するとしたなら、彼はどうするか…?!を前提に、マックイーンが遺した企画に、命を吹き込むのは、やり甲斐のあるチャレンジだし、とても、スリリングだ…!! ”
…とのことで、マックイーンが原案を執筆したのが、もう約半世紀も前であるだけに、オリジナルのストーリーに現代的な要素を追加して、アップデートするのは当然のことと理解できますが、それにしても、映画のイメージの例えとして、「インセプション」が持ち出されたのは、どういうことなのか…?!


R.D.J.が言うように、故人がもし、生きているとして、果たして、スティーブ・マックイーンは、クリス・ノーラン監督の「インセプション」を観て、その夢強盗の入り組んだ構成のストーリに感心し、自分もこんな風に、曖昧に謎を残した結末の映画に出演したい…!!と思うのか…?!、チーム・ダウニーが、故スティーブ・マックイーン原案のトレジャー・ハントのアクション・アドベンチャー映画を、どうインセプション化するのか…?!、その意味に期待が寄せられることになりそうですね…!!

さて、伝説的なアクション・スターのスティーブ・マックイーンが、自分で原案のストーリーを、1,700ページも書いたとなれば、「ユカタン」には相当な情熱を傾けていたことになりますが、そのスティーブ・マックイーンのやり残したことを、ロバート・ダウニー・Jr. が代わって、やり遂げ、遺志を継ぐことにについて、CIAリーダーの映画ファンのみなさんは、どのような感想をお持ちになられたでしょう…?!







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