「バイオハザード」シリーズのように既存の固定ファンに支えられている作品は、マニアのみなさんを裏切って、無視しては成立しませんから、ポール・W・S・アンダーソン監督と製作者らが考えを変えたのは得策だと思いますが、シエンナ・ギロリーもよく、ねばりました…！！





今月8月上旬にお伝えした、「バイオハザード」シリーズ最新作の第5弾「リトリビューション」から、シエンナ・ギロリーが降板させられることになった…！！というニュースの続報の大逆転です…！！

シリーズ第2弾の続編「バイオハザードⅡ: アポカリプス」(2004年)で、特殊部隊の S.T.A.R.S の隊員ジル・バレンタインとして初登場し、その後、前作の「バイオハザードIV: アフターライフ」(2010年)の結末で、思わせぶりな復帰を果たしたことから、最新作「バイオハザードⅤ: リトリビューション」にも当然、出演するものと、本人も含め誰もが確信していたシエンナ・ギロリーは、こうした役のキャラクターが複数の映画にまたがる場合の出演契約のセオリーにそって、以後の作品にも参加するオプションの仮契約を結んでいたはずですが、恐らくはそれを拠りどころとしたものか？！、本人が今春3月に Twitter で、新作に向けてのトレーニングを開始したことを早々とつぶやき、続投宣言をしました。
ところが、思いもかけず、今月になって、シエンナ・ギロリー降板！！のニュースが、ホラー映画サイトの Bloody Disgusting によって伝えられ、たぶん最もショックを受けたのは本人のシエンナ・ギロリーではなかったか…？！と思いますが、シリーズのファンの間に波紋が広がり、すでにジル・バレンタインとしてイメージの定着しているシエンナ・ギロリー以外の女優が、新たに役を引き継ぐことは納得できない…！！、あの終わり方は何だったんだ、観客をバカにしてるのか…？！といった不満の声が多くあがってしまう、バイオハザードな事態となっていました。

そうしたファンのバッシングの事態を受けたものか、どうか？！はわかりませんが、今春から最新作に向けての準備を独自に始めていたことからしても、シリーズに人一倍の強い思い入れがあったらしいシエンナ・ギロリーが、先日の日曜日/8月28日付けでつぶやいた Twitter によれば…、

“明日は大勝負！！、ポール・W・S・アンダーソン監督と、ジェレミー・ボルト、ロバート・カルツァーと会い、私の未来がどうなるのかがわかる…”

…とのことで、後のふたりのジェレミー・ボルト、ロバート・カルツァーは、シリーズを製作しているプロデューサーですが、勇敢なジル・バレンタインはどうやら自ら、続きを演じさせろ…！！と、直談判に出向いたようです…！！
で、その結果として、シエンナ・ギロリーが翌月曜日(8月29日)に報告してくれた、つぶやきは…、

“本当にありがとう、リトリビューション！！、私の出番がやってきた！！”

一同の間で、どういった話し合いが行われたのか？！はわかりませんが、以上の一連の経緯から憶測すれば、ポール・W・S・アンダーソン監督と製作者らが、シエンナ・ギロリーを降板させる方向で一旦、話をつけていたのは事実だったろう…と理解できるので、その解雇の決定を覆すことに成功したシエンナ・ギロリーは文字通りに “リトリビューション”＝“報復” のリベンジを果たしたことになりますね…！！


シエンナ・ギロリーに引き続き、ジル・バレンタインを演じさせるか、否か…？！の検討材料として、大勢の「バイオハザード」ファンの方が、いろんな映画サイトや掲示板で、“降板はまちがいだ…！！”、“ポール・W・S・アンダーソン、おまえはおかしい…！！ ”と書き込んだコメントが参考にされていたとしたならば、それらのファンの方はまさに冥利につきるといった感じですが、しかし、そもそも「バイオハザード」シリーズは、ソーシャル・メディアを通じて、ファンとのコミュニケーションを積極的にはかり、みんなの要望を取り入れていく…！！と、主演の Twitter 好きのミラ・ジョヴォヴィッチが宣言していましたから、その方針にそえば、ファンの方の意見が採用されて、シエンナ・ギロリーが復帰するのは当たり前！！ということにもなりそうです。

シエンナ・ギロリーが復帰して、役者がそろったシリーズ最新作「バイオハザードⅤ: リトリビューション」は近日撮影開始の予定！！、来年2012年9月14日から全米3D公開です！！





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