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「月は無慈悲な夜の女王」の映画化は、これまでにスピルバーグ監督のドリームワークスや、「ブラック・スワン」(2010年)などを製作したプロダクションのフェニックス・ピクチャーズが取り組んで、いずれも断念しているので、ブライアン・シンガー監督としては、難しい仕事を任されたと言うことができそうです…!!



SFマニアの方はさておき、そうではない映画ファンの方に向けては、「スターシップ・トゥルーパーズ」シリーズの原作者ですよ…!!と言えば、ピンとくるかもしれないSF小説の大家の故ロバート・A・ハインラインが、1966年に発表した代表作「月は無慈悲な夜の女王」の映画化に、あらためて、20世紀FOXが取り組むことになったのを、Heat Vision のボリス・キットとレベッカ・フォードがレポートしてくれました…!、邦訳本を出版する早川書房によれば…、
“ 2076年7月4日、圧政に苦しむ月世界植民地は、地球政府に対し独立を宣言した!!、流刑地として、また資源豊かな植民地として、月は地球から一方的に搾取され続けてきた。革命の先頭に立ったのはコンピュータ技術者マニーと、自意識を持つ巨大コンピュータのマイク。だが、一隻の宇宙船も、一発のミサイルも持たぬ月世界人が、強大な地球に立ち向かうためには…?! ”


…とのことで、地球 VS. 月の独立をめぐる戦いを描いた原作小説の「月は無慈悲な夜の女王」という凝った言い回しの題名では、内容を察することができないと思ったらしいFOXが、“ 反乱 ” や、“ 暴動 ” を意味する「アップライジング」という率直なタイトルで映画化することになったプロジェクトの脚本家は、テレビシリーズ「アロー」のプロデューサーのマーク・グッゲンハイムだそうですが、この人は、ワーナー・DCのコミックヒーロー映画の失敗作「グリーン・ランタン」(2011年)のシナリオを執筆した人ですね…!!

なので、やや不安が感じられなくもありませんが、しかし、とりあえず、プロデューサーとして、「アップライジング」を託されたブライアン・シンガー監督は、来月4月に「X-Men」シリーズの最新作「アポカリプス」のクランクインですから、同映画の来年2016年5月27日の全米公開が過ぎるまでは、次の企画に本腰を入れて、着手できないはずなので、まずは、これからFOXで「X-Men」を製作する1年間のかたわら、ロバート・A・ハインラインの原作について、どう映画化すれば、いいのか…?!、先に取り組んだ者たちは、なぜ、断念したのか?!と、様々に構想を考えることになるのではないでしょうか…?!、なので、「月は無慈悲な夜の女王」の映画化は、すぐには前進しないでしょうし、また、最終的にブライアン・シンガー監督が自ら、メガホンをとるのか、どうか?!もわかりませんが、企画がどのように発展するのか…?!、続報には期待しておきましょう…!!







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