ヒュー・ジャックマンが単独主演する「X-MEN」シリーズのスピンオフ映画の最新作「ザ・ウルヴァリン2」の全米公開日が、3年後の2017年3月3日に決定したことを、先週末の金曜日（3月21日）にお伝えした記事の中で、20世紀FOX が今後にリリースする新作映画のラインナップに、リドリー・スコット監督の何だか、わからない映画が含まれていたのを気にしていたCIAリーダーの方も少なからず、いたものとお察ししますが、そのリドリー・スコット監督のミステリー作品が、どうやら、「プロメテウス2」だったことが明らかになりました…！！




The Wrap の映画ジャーナリストのジェフ・スナイダーがスッパ抜いたスクープによれば、リドリー・スコット監督が元祖ドラゴン・タトゥーのノオミ・ラパスを主演に起用して、2012年に発表した「プロメテウス」のその後…の第2章を、再来年2016年3月4日に全米公開する予定の20世紀FOXが、「プロメテウス2」の脚本をリライトして、仕上げる脚本家として、マイケル・グリーンを起用した…！！とのことで、マイケル・グリーンは記事の見出しのように、リドリー・スコット監督のもう1本のセルフ・リメイクに近い続編「ブレードランナー2」（公開未定）のシナリオを担当していますから、どうやら、その縁のつながりで、エイリアン・ユニバースにも着手することになったようですね…！！

ただし、このジェフ・スナイダーのスクープの裏付けをとった Variety のデイヴ・マクナリーは、「ブレードランナー2」の脚本家…と、つまりは、あのコミックヒーロー映画の失敗作とされる「グリーン・ランタン」（2011年）のライターであるマイケル・グリーンが、「プロメテウス2」のシナリオをリライトすることは報じているものの、公開日については言及していないため、どうやら、20世紀FOXの社内において、「プロメテウス2」の2016年3月4日全米公開は、あくまでも仮りの決定であり、半信半疑の要素が残っているらしいことから、先週末の公式の新作映画のラインナップ発表で、ハッキリと「プロメテウス2」とは書かず、“ リドリー・スコット監督の新作映画 ” と、ぼやかした表現を選んだようですが、となれば、その半信半疑の要素とは何なのか…？！


あらためて、この記事の見出しに目をやれば、お察し頂けるかもしれませんが、リドリー・スコット監督の最新作「プロメテウス2」とは書きませんでした…。と言うのは、The Wrap と Variety　のどちらの記事でも、リドリー・スコット監督が「プロメテウス2」のメガホンをとるとは、ひと言も書いておらず、リドリー・スコット監督のプロジェクトといった表現にとどめられているからです。ジェフ・スナイダーが伝えたように、「プロメテウス2」のクランクインが本当に今秋に予定されているのなら、リドリー・スコット監督はクリスチャン・ベールを主人公の預言者 モーセに起用した超大作「エクソダス」を、今年末12月12日の全米公開に向けて完成させるや否や、即座に「プロメテウス2」のメガホンをとらなければならないことになり、充分な準備期間や、あるいは休養をとれないことになります。そうした事情も踏まえて、前作が不評だったことを振り返ると、リドリー・スコット監督と20世紀FOXは、続編は誰か、他の若い監督に任せてしまうことも検討しているのではないでしょうか…？！


よって、リドリー・スコット監督がプロデューサーの立場で関わることは、ひとまず間違いはないので、“ リドリー・スコット監督の新作映画 ” とは言えるものの、実際は水面下で、新監督の人選を進めていることから、その進捗の不確定要素を踏まえ、20世紀FOXは、再来年2016年3月4日に全米公開する映画を「プロメテウス2」だと公式に発表するのをはばかったように憶測できそうです。
果たして、エイリアン・ユニバース最新作「プロメテウス2」は、無事に2016年3月4日の全米公開日を迎えることができるのか…？！、ミヒャエル・ファスベンダーのアンドロイド、デヴィッドの頭が、続編では、首から下の体をどうするつもりなのか…？！も含め、エイリアン・ユニバースの行方にあらためて、注目することにしましょう…！！






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