************************************************* このCIA★こちら映画中央情報局ですは、2017年4月1日に、コチラの CIA Movie News に移転しました!! *************************************************


「テイクン」シリーズの戦うお父さんとして人気のリーアム・ニーソン扮する航空保安官が、姿を見せない謎のハイジャッカーと対決するアクション映画の最新作「ノン・ストップ」(↑ 写真)を、今月末2月28日から全米公開するジャウム・コレット=セラ監督が、同映画の宣伝プロモーションのために応じたインタビューの中で…、
“ ぼくは、おあずけを食らっている間に、2本も映画を作ってしまった…、でも、そろそろ超能力に関心が持たれてもいい… ”
…といった風に語り、大友克洋のカルトSFコミック&アニメの「AKIRA/アキラ」を実写映画化するプロジェクトの再起動に意欲を示しました…!!






どうやら、キャプテン・アメリカクリス・エヴァンズを金田の役に起用して、「ザ・ダークナイト・ライズス」(2012年)のジョー・ゴードン=レヴィットを鉄雄にするつもりだったのか…?!、イラストレーターのジェームス・クラインに依頼して、ご覧のようなコンセプト・アート(↑↓)を描いてもらっていたルアイリ・ロビンソン監督(「ラスト・デイズ・オン・マース」2013年)が降板した後を受けたアルバート・ヒューズ監督(「ブック・オブ・イーライ」2010年)も、途中でサジを投げてしまった難産のハリウッド版「AKIRA/アキラ」のプロジェクトを引き継ぐという火中の栗?!を拾ったジャウム・コレット=セラ監督は、前任者らと同様に、映画を製作するワーナー・ブラザースとの間で、大友克洋のヴィジョンを実写化するために費やす予算の折り合いがつかず、いったんは撤退を余儀なくされたものの、再び「AKIRA/アキラ」に着手する復帰の運びになったことを、昨2013年8月にお伝えしました。


しかしながら、そのジャウム・コレット=セラ監督が「AKIRA/アキラ」に復帰!!のニュースのあと、続報はサッパリと伝えられていなかったのですが、Collider の映画ライター、ペリ・ネミロフが伝えてくれた、冒頭のようなジャウム・コレット=セラ監督の発言から推測すると、「AKIRA/アキラ」の映画化プロジェクトは頓挫してオクラ入りになったのではなく、前進に向けての検討はされていたようで…、


“ ぼくは「AKIRA/アキラ」に集中してきたんだけれど… ”
…と、口を開いたジャウム・コレット=セラ監督は、冒頭のように「AKIRA/アキラ」のプロジェクトが停滞する過程で、並行して取り組んだ「ノン・ストップ」が封切りを迎えるに到ったばかりか、リーアム・ニーソンと連続してコンビを組んだ「ラン・オールナイト」(2014年公開予定)の撮影まで終えてしまいました…!!、よって、そもそもスペイン出身のジャウム・コレット=セラ監督としては、ハリウッドでも、それなりに実績を築いたとも言えそうですから、ワーナー・ブラザースが希望する安めの製作費の6,000万ドルから7,000万ドルの範囲を超える自分の見積もりの約9,000万ドルで、「AKIRA/アキラ」を作らせてくれてもよいのではないか…と思う自信に達したものか…、


“ だから、次こそ「AKIRA/アキラ」であることを願ってやまない… ”
…と語ってくれました…!!、果たして、ジャウム・コレット=セラ監督が着々と構想を進めてきたらしいハリウッド版「AKIRA/アキラ」に対して、ワーナー・ブラザースが、ついに本気でGOサインを出すのか…?!、「AKIRA/アキラ」の進展はまだ不透明ですが、最新作の「ノン・ストップ」の出来栄えと、ヒットの度合いの興行成績が、その判断の目安にされる可能性もありそうなので、ひとまずは同映画の成果に注目!!ということになるのかもしれません…?!

さて、ハリウッド版「AKIRA/アキラ」は本当に復活するのか、しないのか…?!、CIAリーダーのみなさんは、大友克洋の原作の行く末を、どのようにお考えになられるでしょう…?!





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