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チャールズ・ブロンソン

髪の毛は無理でも、ヒゲならばチャールズ・ブロンソンばりには生やせそうです?!




新作映画やテレビドラマの製作ニュースを伝えるプロダクション・ウィークリーによれば、60年代から70年代の絶頂期に日本でも大人気だった、「う~ん、マンダム」の男臭いアクション・スター、故チャールズ・ブロンソン(2003年に81歳で没)の1972年公開の傑作「メカニック」(監督マイケル・ウィナー)を、ジェイソン・ステイサム主演でリメイクするプランがあるそうです。
同映画は…、チャールズ・ブロンソン演じる“メカニック”と呼ばれる正確無比でストイックな殺し屋のビショップが、彼を雇う暗黒街の組織から、幹部のひとりであり、自分の友人でもあるハリーを暗殺するよう指示を受けますが、ハリーは心臓発作で死んでしまうことに…。そのハリーの葬式で、彼の息子スティーヴと出会ったビショップは、スティーヴを自分の後継者とするべく、殺しのテクニックを伝授して鍛え上げますが、非情な組織はビショップの口を永遠にふさぐため、密かにスティーヴにビショップ暗殺の指示を下します…。しかし、その暗殺指令を察知したビショップは、自分と同じスキルを身につけたスティーヴとの闘いに備え…。という訳で、ラストはちょっとしたドンデン返しが用意されているストーリーです。
ジェイソン・ステイサムが殺しの師匠ビショップを演じるのか?、弟子のスティーヴを演じるのか?、プロダクション・ウィークリーは伝えていませんが、ま、髪の毛の具合からしても、ジェイソン・ステイサムが新米の若き殺し屋とは思えないので、ビショップ役なのは間違いなさそうです。
このリメイク版「メカニック」のメガホンは、サイモン・ウエスト監督がとる予定で、現在、契約交渉中です。サイモン・ウエスト監督は、ジェリー・ブラッカイマーが製作し、ニコラス・ケイジが主演したアクション大作「コン・エアー」(1997年)で華々しくデビューを飾り、続けて、ジョン・トラボルタが主演の傑作サスペンス「将軍の娘/エリザベス・キャンベル」(1999年)や、アンジェリーナ・ジョリーの「トゥームレイダー」(2001年)など、トップクラスのヒットメイカーとして活躍しましたが、近年はパッとせず、テレビ・ムービーや、マイナーなサイコ・スリラー「ストレンジャー・コール」(2006年)などを作っているような状態です。
なので、この「メカニック」も、いかにもジェイソン・ステイサム主演作らしいB級のアクション映画として作られることになりそうですね。
オリジナルの「メカニック」で、チャールズ・ブロンソンと対決する弟子の若者を演じたのは、青春映画の永遠の金字塔「ビッグ・ウェンズデー」(1978年)や、「摩天楼ブルース」(1979年)などで70年代から80年代初めにかけて人気スターだったジャン=マイケル・ヴィンセントですが、リメイク版では誰がジェイソン・ステイサムと闘うことになるのか?!、現代的なアダプテーションとしては、息子ではなく娘として、女殺し屋の設定に変更される可能性もありそうですよね。
先週末、アメリカで公開された最新主演作の「アドレナリン2/ハイボルテージ」が不発だったジェイソン・ステイサムですが、「メカニック」を成功させ、殺し屋ビショップ・シリーズとして新たな活路を見出せるのか?!、正念場です。
なお、プロダクション・ウィークリーは、この「メカニック」のリメイク・プロジェクトの製作会社や、プロデューサーといった詳細までは、オンラインでは報じていません。

ジェイソン・ステイサム



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